2016年9月16日 少し遅い夏季休暇をとってシンガポールに滞在していました。

目的はformula1(F1)シンガポールグランプリ観戦。

シンガポールGPはF1で開催される唯一のナイトレースで、また市街地コースであるためシンガポールの公道を

封鎖し作られるコースが大量の照明によって照らし出され、そのコースが暗闇の街に光の帯のように浮かび上がり、

その名前にもなっている「マリーナベイ・ストリート・サーキット」その周りの観光名所、ビジネスビル、

ホテル、ショッピングモール、レストランの光との絶妙のコラボレーションで、それが何とも形容し難い風景を

生み出し、幻想的な景色の中で開催される、まさに特別なレースです。

ですので、F1に興味がない方でも日本でいうシルバーウィークに開催されるレースですので、初めての

シンガポール旅行を考えている方はもちろん、何度かシンガポールを訪れている方でも、

このタイミングで訪れれば、一年のうちの一週間だけ起こるこの小さな国の圧倒的な高揚感、興奮を

体験出来ると思います。

そしてもう一つこの旅で胸を膨らませていたのが、2016年3月のバーゼルワールドで発表された、ロレックス

エクスプローラーⅠ(214270)の新作の購入でした。当時は商品が日本に入り始めたばかりでその数もごく少数、

またその僅かな新作は店頭に並ぶことなく顧客の手へ渡ってしまいます。

そこで世界有数の金融都市シンガポールであればお目にかかれるのではないか!

ただ、何の根拠もなくリサーチもしておりませんしたが・・・。

シンガポールのホテルで有名なラッフルズホテルの中にロレックスのブティックがあり、

滞在するホテルから歩いて数分の距離だったので、チェックインして部屋に荷物を置いてすぐに訪ねてみたのですが、

お目当のエクスプローラーはありませんでした。

ちなみに余談ですが、本当は伝統あるラッフルズホテルに滞在する予定だったのですが、旅行会社の手違いで

ラッフルズ違いのホテルをBookingされてしまい、それに気付いた時にはすでに本家ラッフルズは満室になって

おりました(泣

翌日、シンガーポールの銀座、オーチャード通りにあるロレックスへ。店内に入ってショーケースを探すと旧型の

エクスプローラーを発見しましたが新作は見当たらず、新作がないか聞いてみようと店員を探すと気怠そうな、

黒人の女性が1名。

私「新しいエクスプローラありますか?」

店員「あるよ。」

私「見たいんだけど。」

店員「買うなら持ってきてあげる。」

私「・・・・・。」

しばらくじっと店員を見つめていましたが店員は相変わらず気怠そうに、その後の会話は続かず。私はそのままお店を後にしたのでした。

複雑な気持ちを押さえに押さえて F1 シンガポールグランプリ予選へ向かいました。

夜の公道を300km/h以上で走り抜けていくF1マシン。コースを照らすライトが、純粋に速さだけを求めた結果に創造されたF1マシンのボディを美しく流れていきます。そしてその世界最速のマシンを作りあげ走らせるチーム・エンジニア、そしてそれを操るドライバー、そこはコンマ100分の1秒を競う狂気の現場です。

F1はそれに携わる人々が常に冷静でなければならないのに、裏腹に押さえきれない情熱を抱えている必要があるスポーツです。

それは求めるスピードが上がれば上がるほど、死に近づくからなのかもしれません。

我々はその計算しつくされた緻密さとそれを可能にする想像力、そこに必要な圧倒的努力、そして恐怖を知る勇気に魅せられて、ただただ興奮し、感動するのです。

「美しいものが速いのではない。速いものが美しいのだ。」

そして翌日の決勝レース。最後にはマリーナベイホテルを背景に大量の花火が打ち上がり、近くの広場に設置された「Padang(パダン)」と呼ばれる6万人もの観客を収容する巨大ステージではあの伝説的ロックバンド’QUEEN(クイーン)’のブライアン・メイ、ロジャー・テイラーとアメリカ人歌手アダム・ランバートによるコラボレーションバンド「Queen + Adam Lambert(クイーン+アダム・ランバート)」、オーストラリア出身、現在イギリスにて活動するシンガーソングライター「Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)」、アメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド「Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)」、新世代女性シンガー「Halsey(ホールジー)

まさに夜が終わらない限り、興奮が続く最高にエキサイティングな2日間でした。

これらの写真がその興奮を伝えています!

でも、ちょっと待ってください。

写真、見てください。

そうなんです、ロレックスだらけなんです。

2013年、ロレックスはモータースポーツの頂点を極めるFormula 1のグローバルパートナーおよび公式タイムピースとなっています。

そもそもロレックスとモータースポーツおよびスピードとの強い絆は、1930年代までその歴史をさかのぼリます。性能と精度への情熱に駆り立てられたロレックスは、世界有数のモータースポーツ・シリーズであるFormula 1はもちろん、象徴的な耐久レース、伝統が息づくクラシックカーイベントなどのパートナーを務めています。

かの有名なコスモグラフ デイトナは1963年に誕生、プロのカーレーサーのニーズに応えるよう設計されています。信頼性の高いクロノグラフとタキメーター目盛の刻まれたベゼルが、ドライバーに時速400キロ(マイルによる時速表示も可能)までの平均速度を正確に計測することを可能としています。最高のパフォーマンスを求めるモータースポーツの世界における最高峰の時計の一つです。

その他にも、ゴルフ、テニス、ヨットレース、馬術競技とも、ただのスポンサーという枠を超えてパートナーと呼ぶにふさわしい関係を築いています。

スポーツと時間、特にスピードを競う競技では切っても切れない関係です。

F1ではロレックスが公式パートナであり、またチームごとに様々な時計メーカーがスポンサーとして名を連ねています。

フェラーリ HUBLOT

マクラーレン/アルファロメオ・ザウバー  Richard Mille

メルセデス IWC

ウィリアムズ ORIS

レッドブル TAG HEUER

トロ・ロッソ カシオ計算機

ルノー Bell&Ross

そんなんこんなんで、

興奮冷めやらぬ翌日、オーチャード通りのロレックスに直行し、清水の舞台から飛び降りて、

めでたくエクスプローラーの新作を手に入れたのでした。

絵に描いたような自分自身の購買動線、スポンサー広告の偉大さを感じずにはいられませんでした。

ちなみにこの日も店頭に新作は出ていませんでした。

エクスプローラーの素晴らしさはいろんなところで紹介されているので、ここでは割愛いたします。

もちろん、とても気に入っていて、慌ただしい朝にチョイスするのはこの時計です。

そして、あれから数年たった今でも、

腕におさまったエクスプローラーを見るたびに、

あの気怠い黒人女性の店員を、

思い出すのです。

https://www.rolex.com/ja/watches/explorer.html

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